前回の記事はアルペジオの練習について書いたので、
今回は、わたくしのやっているスケールの練習について書きます。
前回の記事はこちらだよ↓
リトルピシュナ35番と36番は長調のスケール練習
はじめにスケールって何?
っていうと、「ドレミファソラシド」ですね!
リトルピシュナ35番は右手でスケールを弾きます。
「ドレミファソラシド」って上がって、「シドシラソファミレ」と今度は下に下がります。
じゃあ、左手は何をしてるの?というと、伴奏なの。
「ドレミファソラシド」を弾くとき、左手は「ミ-ソードーソー」
コードで書くと「C(ドミソ)」。
「シドシラソファミレ」を弾くとき、左手は「ㇾ―ソーファーソー」
「コードで書くと「G7(ソシレファ)」。
で、ここからがすごいです。
リトルピシュナ36番!今度は左手と右手をひっくりかえすんです!
左手が「ドレミファソラシド」って上がって、「シドシラソファミレ」と今度は下に。
右手が
「ドレミファソラシド」を弾くとき、右手は「ミ-ソードーソー」
コードで書くと「C(ドミソ)」。
「シドシラソファミレ」を弾くとき、左手は「ㇾ―ソーシーファー」
(さっきは「レソファソ」だったのに、ちょっと変わったね!)
「コードで書くと「G7(ソシレファ)」。
うーん、書いててわけわからなくなってきたので、よかったら動画を見てくださいね。
右手と左手を逆にするのって、けっこう頭使います!
わたくしも最初、マジかよ、、、って思いました。
スケールを練習するとどんないいことがあるの?
- 指がすばやく動くようになる。
- 調号(#、b)が付く音がすぐわかる。
- 指使いが洗練される。(指またぎ、指くぐりも含む)
あたりでしょう。
12のすべての調で弾きましょう。
リトルピシュナでは、半音ずつ上に上がっていって、すべて弾かされます。
けっこうキツイです。
さらに、この記事では紹介していませんけど、短調(マイナースケール)のバージョンもあります。それもやるべきです。リトルピシュナでは、もちろん全部弾かされます。
地獄のトレーニングの様相になってきます。
さらに言うと、JAZZをやろうと思ったら、ほかにもマニアックなスケールがいろいろ出てくるのですが、まずはメジャースケール、マイナースケールが基本になってくると思われます。実際、そんなにいろいろと練習する時間がありませんしね。
(JAZZのスケールは「リトルピシュナ」には出て来ません。)
乱暴な言い方をすると、曲は多くの場合、アルペジオとスケールで出来ているので、これらを集中して練習すれば幸せになれます。
(特に、モーツアルトのような曲を弾くときに)
変な話、スケール(とアルペジオ)は、弾けるようになったからこれで終わり、というようなものではなく、演奏家として一生続けていく、基礎的なトレーニング。
たとえていえば「筋トレ」みたいな位置づけのもの。
がんばりましょう。
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