練習曲って2通りあるんですね。
ピアノが上手くなるために、普通は「練習曲」ってのを弾くわけですが、いわゆる「練習曲」は2通りあるんです。
- 曲の体裁をなすもの。
- 曲の体裁をなさないもの。
ですね!
わたくしは、昔から練習曲というと
「リトルピシュナ」が好きで、過去記事も書いています。
【動画あり】スケールを練習してみた。 - ピアノが好きすぎるブログ
「リトルピシュナ48の基礎練習曲集」について思う。 - ピアノが好きすぎるブログ
なんかがそうです。
「リトルピシュナ」は本当に素晴らしい練習曲集で、わたくしのイチオシなのですが、
この「リトルピシュナ」は実は上記の分類でいうと、
「曲の体裁をなさないもの」なのですね。
しかし、中には「曲の体裁をなす」ものを練習したいという人もいると思います。
やはり、単にスケールやアルペジオ、重音などをひたすら練習するのは、飽きるというか、意味がわからない感を感じることもあると思うのです。
(「リトルピシュナ」がまさにそれです!このブログを見て購入して、なんじゃこれ!?と思ってしまった方がいらっしゃったらごめんなさいね)
思うに「曲の体裁をなす」練習曲のメリットというのは、
テクニックを学びながら、かつ曲を弾く充実感もある、ということでしょうね。
そこで、今回は、「曲の体裁をなす」練習曲の中でわたくしのイチオシする練習曲集を紹介します。
「ツェルニー30番」がまさにド定番
わたくしは全音版のを購入済です(ド定番だというだけの理由で購入)
やはり、いろいろ見比べて聞き比べてみましたが、「ツェルニー30番」が一番よいとわたくしは考えます。
この曲集の最初の方は、
ピアノをまったく弾かない人が聞けば、
「ほー!すごいじゃん!!」と感心してもらえるレベルといってよいと思います。
けど、けっこう耳が肥えてる人だと、
「ふーん。そっか」とスルーされてしまうという感じです。
何となくわかります?
聞いてみると、わかってくれると思うよ…
しかし、、、
さすがにド定番だけあって、YOUTUBEで「弾かれすぎ」じゃない?というくらいに動画が出てきますので、練習しやすいということはあります。これもポイント高いですよね。参考動画が多いというのは、わたくしのように一人で独学してる人にとってはポイント高いです。
しかし、うーむ。ヤマハさん!ぷりんと楽譜で1曲ごとばら売りなさってますね(;^_^A
ちょっと商売しすぎじゃないでしょうか?(笑)
まあでも、そうやって1曲ずつ着実に仕上げていった方がいいのかもしれないけど。
しかし、ツェルニー30番は、後ろの方に行くとけっこう凄まじいです。
ざっと聞いてみて楽譜を眺めてみて、23番以降は景色が違うと思いました。
クラシックピアノ教育界の伝統では「ブルクミュラー」のあとに「ツェルニー30番」に進むらしいですが、ちょっと差がありすぎじゃね?と感じました。
正直、ちょっと自分には手に余りますね。
一番弾いてみたいと思ったのが26番のこの曲です。
短調の劇的な感じをもっていて同音連打の粒が小気味よく中毒性がありますよね!
老婆心ながら
ツェルニー30番がまったく手に負えないという人は、
同じく「曲の体裁をなす」練習曲として「ブルクミュラー」がいいと思いますね!
無理しないでこっちにした方が幸せになれるでしょう。
おすすめは、↑のが畑山セロリ先生という方の解説が非常によかったので、他社はやめてこれ(音楽之友社)にした方が断然いいです。
わたくしもこの版で25曲全部弾きました。(もうほぼほぼ忘れてしまいましたが)
というわけで、つらつらと練習曲選びについて思うところを書いてみました。
参考になさってくださいね。
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次回の更新は6月2日(土)になります。