ピアノが好きすぎるブログ

ピアノが好きなあなたのために書いています。

ピアノと断捨離(ふたたび)

 おススメの有名な本2冊。

私の親は団塊の世代で、とにかくものを買いまくる人たちです。

それは、おそらくは彼らの子供時代が戦後の「もののない」時代だったので、その反動で「お金があると何か買いたい、と条件反射的に思ってしまう」からだと思います。

幸か不幸か(?)彼らの子どものころに関して言えば、日本は焼け野原でしたが、しばらくして彼らが社会に出て仕事を始めたころに日本は経済復興し、高度成長の波に乗りました。うまく出世した人たちは十分な給料をもとに株だの不動産だのに投資をし、バブルの恩恵を受けたのでした。昭和と呼ばれた歴史の一幕です。

今の時代の若い人は、(失礼な言い方に聞こえたら申し訳ないですが)小さいころからお金に不自由な生活をなさって来ているケースが多いでしょうから、にわかには信じられない話だと思いますが、高度成長もバブルも近代日本史の事実です。

 

それで、私の元には親が買い込み、そして新製品を買うために使わなくなった「ちょっと前の」パソコンだとかスマホだとかが送られてきます。まだ十分に使えるので、捨てるには忍びない、と思ったが最後、ただでさえピアノが鎮座して狭い部屋の貴重な空間がモノで埋めつくされてゆくのです。

 

私はただでさえ、ストレスやノイズに弱い人間です。そんな中、YOUTUBEミニマリストの佐々木さんという方のことを拝見して、すっかり我が意を得た思いがしました。

ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ -

ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ -

 

 しかし、これ(ミニマリスト)は精神的には賛同できても、実際にここまでガラーンとした部屋で過ごすのは、家族もいる私には現実的ではありません。しかし、もし仮に私が独身だったら、今頃はガラーンとした部屋にちゃぶ台を一つだけ出して、お茶を飲んでいたと思います。そして、それで幸せだったと思います。

 

やがてわたくしは

「ときめくモノだけを残して、お気に入りのものだけに囲まれて暮らそう」という、いわゆる「こんまりメソッド」へと流れてゆきました。下記の本も、一時帰国時に図書館で借りて読みました。(本はなるべく電子書籍を買うべきです。断捨離の敵です)

「こんまりメソッド」に基づいて、いい年をした中年オヤジである私は、「トキメキ」という似つかわしくないモノサシを使って、部屋の中のモノを一つ一つ手に取り、「これはトキメク」とか「これはトキメカナイ」とかブツブツ言いながらモノを減らしてゆきました。

 

人生がときめく片づけの魔法

人生がときめく片づけの魔法

 

 しかし、正直言いますと、部屋のものを片づけるだのものを捨てるだのというのは、所詮は生産性のある行為ではないのです。。。つまり、部屋にものをため込まなければ、やる必要さえなかった。つまり、金(キャッシュ)を使ってゴミ(トラッシュ)を買い、さらに時間とエネルギーまで使って、元の状態に戻している、というバカな行為です。

今から、断捨離をしないでゴミ部屋に住むことのデメリットを列挙します。

  • たとえば古いパソコンを快適に使うために設定だの周辺機器だのをセットアップしなければならない。パソコンなど本来は1台あって、それだけを使えば十分なのだ。つまり時間どろぼうなのである。
  • 私の原則は1買い2捨て。つまり、一つ買ったら2つ捨てる。これを実行しているのだが、新しいものが搬入されるたびに、どの2つを捨てるかに脳のリソースが消耗されるのだ。得るときよりも捨てる時の方がなぜかエネルギーを使う。経験したことはないが、離婚するときは結婚するときよりエネルギーを使うのだとよく聞く。それと同じメカニズムがはたらくせいかもしれない。つまりエネルギーどろぼうなのである。
  • 私も特に金持ちの家に生まれたわけではない庶民である。使えるものを捨てる罪悪感のようなものがある。私の母の実家は農家で、おわんによそったごはんは米粒一つさえも残すことが許されなかった。のちに妻の家に住むようになり、食べ物を盛大に残してジャンジャン捨てる習慣を見て、(ああ、これでいいんだ)と思いつつも、食べ物を捨てるときにふと母の実家のすでに亡くなったおじさんの顔とか、ユニセフの募金箱に貼られたおなかだけぽこっと出たアフリカの恵まれない子供たちの姿が脳裏に浮かんできて、それが心にチクチクと刺さるのだ。

というわけで、時間どろぼう、エネルギーどろぼう、罪悪感のようなもの、の3大デメリットがあるので、くれぐれも部屋にものをため込まないで、清浄な空間でピアノの練習に励むことを勧めます。

おそらくはエネルギー、時間を浪費せずに、罪悪感なく簡素に生きれば、心が軽くなり、真に有意義なこと、シンプルで心が純粋に楽しめること、をするようになると思う。そして、ミュージシャンにとっては、街角でハーモニカを吹いてればそれで満足さ、みたいな明鏡止水の心境になり、ピアノの練習もはかどってしかたがないはずです。断捨離しようね!

 

じゃ、またね~。