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ピアノが好きすぎるブログ

ピアノが好きなあなたのために書いています。

(3)マイナーコードのあれやこれや。

マイナーコードには、このヴォイシングがよさげです。

今回はマイナー7thコードのヴォイシングから。

「なんちゃってジャズピアノ」に登場したコードの押さえ方を分析しています。

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(1)コードAm7で 右手 ド、ミ、ソ 左手 ラ

右手は「b3、5、b7」左手「ルート」

この形を見ると、右手が「C」のコードになっていて、左手のルートと合わさってAm7になっています。これは洋書ではUpper-structure techniqueのTriad-over-rootと言われている形です!

「Am7=ConA」ということですね。

音楽理論書やジャズ教則本は、基本的には「英語」で書いてあるものの方が内容がよいことが多いです。

 

(2)コードAm7(11)で 右手 ソ、ド、ミ 左手 ㇾ、ソ、ド

 

右手は「b7、b3、5」左手「11、b7、b3」

6音をガバッと押さえる分厚い響きですが、分析すると右手は(1)のTriad-over rootが使われています。(Cコードの構成音 ド、ミ、ソになってますね?)

左手が洋書では「Double 4th」と書かれているヴォイシングです。また、理論書によると、Double 4thを「ラ、ㇾ、ソ」すなわち「ルート、11、b7」とする形も紹介されています。

(3)コードEm7(9.11)で 右手 ファ#、ラ、ㇾ 左手 ミ、ソ、ㇾ

右手は「9、11、b7」左手「ルート、b3、b7」これは手持ちの理論書にも書いてない斬新な押さえ方でTriad-over rootの考え方から構築されている和音ですね。すなわち、「Em7(9,11)=D on Em7」です。弾いてみると抽象性が高く、マイナーの悲しい感じはほとんどしません。ふわふわした感じで、使いどころが難しいかな、という感想。

 

 ちなみに、分析の元になっている理論書は下の本です。

RippingtonsとかGregg Karukas、Najee、Al Jarreau などのスタイルが例として取り上げられていて、「懐古趣味的なジャズ」からは一線を画すという意味でもおススメの一冊です(^^)/

Smooth Jazz Piano: The Complete Guide (Hal Leonard Keyboard Style)

Smooth Jazz Piano: The Complete Guide (Hal Leonard Keyboard Style)

 

 

とまあ、ここまで「ヴォイシング」を3回記事を書きましたが、性懲りもなく続けようと思います。マイナー7thb5とか、リハーモナイズといったテーマが私の中で大きく残っていまして、それを自分の勉強のためにまとめたいのですね~。

読者がいなくても構いませんもん。

 

じゃ、またね~。