初心者ってすごいですよね。
ブログを書いている中の人、拓也さんは、意外にも結婚しています。国際結婚で、タイ人のパートナーがいるのですが、考えてみると、10年以上、私のピアノを聞かされてきた人なのです。
ちなみに、音楽経験はゼロ。歌を歌わせても、うーん、、ちょっと才能は感じないなぁ、というタイプです。ちなみに娘がいて、ピアノを習いに行かせましたが、続きませんでした。どうにも、音楽的な才能がない一族なのです。(少なくとも母がたは)
しかし、最近、奥さんが
「手の甲にしわが出来るのが気になる。特に乾燥している季節はひどい」
と言い出しまして、ふと
「じゃあ、ピアノを弾いてみたら?手に血が集まって血行が良くなるから、手の甲のしわも改善するのではないかな?」などと答えてしまいました。
結局、1日に10分だけレッスンしよう、という話になりました。
奥さんは私に、
「ドはどこ?」と聞きました。
普通は
(ああ、そこからかよ)
と思うのでしょうが、私は、彼女が「ド」というものの存在を知っていたことにまず驚きました。
ドの位置を教えると、親指から小指まで5本の指を使って、ドレミファソ、と弾いてみよう、という課題を出しました。
怪訝な顔をした奥さん。
「親指で弾くの?」と言いました。
「うん、、、5本とも全部使うんだよ」
弾き始めると、、、
すると、すごかったです。弾いていない指が跳ね上がるのです!
たとえば中指でミを弾くと、人差し指が上にピンッと跳ね上がるのです。
その不自然な動きを見ていると、最近見た「エクソシズム」という映画をなぜか思い出しました。
↓ピアノ弾いてるようにも見えませんか?
ちなみにこの映画は、なかなか怖くてよいです。それに、アメカジっていうんですか?西洋の若者のファッションってやはりいいですよね?オシャレなティーネイジャーと悪魔憑き!ってすごいいいですね!
で、彼女は始めてから1分くらいで、指がつるらしくて、「ピアノは聞いているだけでいい」と言い出しました。予想通りです。そして、
(これが普通の人がピアノに対してもつ感覚なのだなあ)とつくづく思うのでした。
世の中に何十億という人がいるのでしょうが、その中でピアノがうまくなりたい、と思うような人間は、ハッキリ言って「ヘンタイ」です。
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